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ワンネスアートネットショップ

先日のおちゃのこネットの交流会で名刺交換をしていただいたルビーデザインの若生(わこう)です。
このたびは大変お世話になり、ありがとうございました。
普段ではなかなか耳にすることのできない貴重なお話を伺うことができ、とても有難く思っております。
セミナーも交流会も、私にとっては最高の学びの場となり、大きな刺激をいただきました。
ありがとうございます!
先日お話しさせていただきましたが、ぜひ太田さんの「EC仙人のダメ出し!道場」にてご診断をお願いしたいと思っております。

私のショップはまだ始めて半年ほどで、既存のお客様に向けて作ったインスタントな感じのサイトですので、今後は先日学んだことを活かしつつ、作りこんでいけたらと思っております。
太田さんとのご縁に感謝いたします!
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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御社の想いをオリジナルデザインで彩り
こまやかにサポートします

ルビーデザイン
代表 若生 ひとみ Hitomi Wako
ワンネスアートオンラインショップ
http://onenessart.ocnk.net/
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先日、車で家から少し山の方を走っていると、田舎町の細い河川敷を見つけたました。なんとなく期待しながら車を停めて川原に降りてみると…

いました! いました! 一つ、二つ…まだ数匹でしたが、確かにほんわりと光るホタルです! 護岸工事のされていないススキや葦や草の生える川岸だったので、ひょっとして! と思ったらやっぱり居てくれました。

暗かったので川の水がどの程度キレイだったかは見えませんでしたが、ホタルが居たところから…餌のカワニナ(川に住む巻貝の一種)が住める程度には川の水はキレイなんでしょう。

川沿いには民家も立ち並んでいたのですが…地元の人には当たり前なのか、誰もホタルを見に来ていた人はいませんでした。

まぁ、おかげで私はホタルの光を独り占めでした!(^^;)

暗闇の中にふわふわと点滅しながら飛んでいるホタルの光はとても幻想的で大好きで、毎年この時期になるとホタルを求めて山やキレイな川に向かいます。

さて、今日のお店は、そんな夜のホタルの光とは違うのですが…昼の明るい花や草木の色と自然の光のコラボをテーマにしたアーティストさんのお店です!

「ダメ出し!道場」で初の? アーティストショップさんかな?

都会に住んでいてなかなか癒されるような自然が身の回りにない方は、こんな素敵なアートを飾って、心、癒されてみてはいかがでしょうか?

では「ダメ出し!道場」第82弾 スタートです!(^-^)

第一印象は…ちょっとイメージのギャップが…


EC仙人 太田

いつもは、何の先入観もなく、ホームページ、オンラインショップページの第一印象から入るのですが…

今回は実は先日の東京品川のセミナーで、先にアーティストさん兼店長さんでもある若生さんにお会いして、お話を聞いたりパンフレットをいただいたりしていたので、純粋に初見ではありませんでした。

逆に、若生さんの印象は、ショップ内のお写真で見たまんまの、明るい笑顔の素敵なとても優しい印象の女性でした。

絵画の作品とそれをアレンジした商品も、どれも明るい光と自然の花や木の、爽やかな美しさの溢れるものばかりです。

本人、アート作品、商品の印象は一致したのですが…

そちらから見てしまうと…トップページのWebサイトとしての印象は、色の使い方に関しては作品同様に明るいのですが…

唯一残念なのはフォント(書体)の選び方と使い方です。

メイン看板のキャッチコピーやセンターのコピー文などに用いられた書体は、やや線の細いものであったり、センター上部のメッセージは白地に明朝体のフォントのため、明るくはあるのですが、やや隙間が多く…
やや弱々しく、なんとなくですが…霊園や葬儀会社のような少し落ち着き過ぎて、物寂しい印象すら感じました。

もう少し、アピールすべきキャッチコピーなどは大きめ、太目の書体でメリハリを付けられてはいかがでしょうか?

また左メニューのバナーのフォントについて…
一つずつ書体の種類がバラバラなので、統一感がないために、Webデザインとして見た時にはやや素人っぽく落ち着きがない印象に見えます。

なんらかの違いを意図するものであるならいいのですが…
特に、書体を変えている意味を感じるものではありません。なんとなくWeb製作していて無駄に遊んでしまったように見えます。

バナーボタンの背景の画像や色に違いがあるので、あえて文字種の差をつける必要はないのではないでしょうか? ある程度は好みの問題かも知れませんが、一つのページであまり多くのフォントを多用するのは本当にデザイン的にはまとまりを出しにくいので難しくてオススメしません。

特に、アートやファッション、デザイン系の商品を扱うお店では、商品そのものが色やデザインの個性を持つ場合が多いので、Webデザインにあまり色や書体を多用してしまうと肝心の商品が引き立たなくなってしまいかねません。

あくまで主役である商品を引き立てるようなショップデザインを意識しましょう。

ここはギャラリーなのかアーティストショップなのか


EC仙人 太田

印象に引き続き、トップページの構成について…

これは、若生さんもアーティストとしての判断と、経営者としての判断の分かれる難しいところだと思うのですが、このおちゃのこサイトは

作品を落ち着いてごゆっくり「作品」を見ていただくギャラリーとしての側面が強いのか?

あくまで「商品」を買っていただく売り場としての側面が強いのか?

現状はそれを決めかねたまま、しかも両方の良いとこ取りではなく、悪いところだけを採用した中途半端なサイトになっていると思います。

まずはギャラリーとしても売り場としても一覧性の悪さ。

売り場としては一種類ずつの商品として仕様の確認性の悪さ(サイズや装丁がひと目ではわかりにくい)。

ギャラリーとしては一点ずつの作品を大きく見ることができないため、せっかくの作品の良さを感じにくい。

アーティスト若生ひとみの作品の一覧性も、アーティストショップとしてどんな商品としてそれが購入できるのかの一覧性も悪いです。

また、店内の説明文が 店長や販売員としての立場での商品をオススメする言葉と、アーティスト若生ひとみ自らの、作品に込められた思いや、コンセプトを語る言葉とが混在しているため、なんだかお客さん目線としてもモヤモヤと気持ち悪い感じがします。

これはきっと若生さんご自身も、「アーティストとしての作品」を買ってよ買ってよ! と「商売人としてアピールする」もどかしさと、これでいいのか? という不安を感じていらっしゃるのではないでしょうか?(^^;)

そこで…
真っ直ぐ正直で裏表のない若生さんのお人柄からは…きっとこんなアイデアは出てこないだろうと思いますので…
あえて、コンサルタントとして「ウソも方便!」とアドバイスいたします。(^^;)

店長もしくは販売スタッフとしてのキャラクター(人格)を別に設定されてはいかがでしょうか? 実際に店長かスタッフを雇うことができればいうことはないのですが、現実にそれが困難であれば、ペンネームのような感じで、アーティスト若生ひとみ とは別人格の店長さんのビジネスネームを名乗って、その別人格が あくまで第三者的な視点、目線で若生ひとみの作品・商品を接客、説明、販売すれば、すっきり気持ちよく運営できるよ うな気もします…が、いかがでしょう?(^^;)

通常は、アーティスト名の方を芸名のように変えるのが良いのかも知れませんが、今までの経歴や実績でも若生ひとみで活躍されてきているので、簡単には変えられないでしょう。

であれば逆転の発想で、ビジネスネームの方を名乗ればいいのでは? ということです。でもこれは決して、ウソ、虚偽をオススメするものではありません。あくまで便宜上、そして、お客様のわかりやすさのためにオンラインショップならではの演出をするのも有りですよ! と申し上げているのです。

事実、若い女性向け商品だけを扱うお店の店主が、実はあまり見た目の美しくない中年オヤジ店長だったので、バーチャルで美しくオシャレな女性店長を演じ切って、接客やメルマガを書いて運営しているといった例は、オンラインショップでは珍しくありません。(^^;)

どこかの作曲家のような、別人が作った作品や商品にウソを価値として盛り込むようなことは絶対にNGですが、運営上、販売する店主が男であれ女であれ、若かろうが年配だろうが、商品の価値やサービスにまったく影響がないのであれば、私は問題はないと思います。

オカマの美容師さんや、ギャルメイクの熟女の美容部員さんは、お店に立っていても責められることはないのと同様だと思います。

他にも、ペットショップのバーチャル店長が犬です! なんてお店や、アニメグッズ店のスタッフがネット上では2次元のアニメキャラ! なんてお店も、オンラインショップネットならあっても良いと思いませんか?

むしろそれでお客様にとって、よりわかりやすかったり、楽しく商品の良さを伝えられるなら、そういう演出を積極的にやれば良いのではないでしょうか?

あくまでプロとして、お客様のために、ビジネス上の役割をキッチリと演じ切れば良いかと思います。

ギャラリーページは本当にギャラリーにしては


EC仙人 太田

左メニュー下部にある「ギャラリーページ」は、実際にクリックすると過去に行われた展覧会の様子が撮影された写真を見られ、その時の来場者のお客様の感想がずらっと箇条書きにされています。

でも、本来は「ギャラリーページ」は、まだ「商品」にはなっていない「作品」を一覧させるページの意図ではなかったのでしょうか?

小さすぎてよく見えない遠目の小さな写真や、読めないほど小さなプロフィールやワンネスアートとは?を見せられても、オンラインショップに来られたお客様にとっては、良く見えない! というストレスを感じさせるだけで、何の意味も成しておらず、独りよがりの自己満足に思えます。

それよりも、「ギャラリーページ」はしっかりと大き目の画像で、アーティスト「若生ひとみ」の作品を時系列なり、テーマ別なりに一覧で展示して、「若生ひとみワールド」に浸っていただける本物のギャラリーを目指された方が良いのではないでしょうか? しっかりと大きな画像で!

作品集ではないですが、若生さんのFacebookの写真一覧がとても美しく、これを見ると、アーティスト若生ひとみさんの世界観を感じられました。↓↓↓↓↓
https://www.facebook.com/onenessart/photos_stream

一部に、普通のスナップ写真も混じってますが、これを除いたような一覧イメージがあれば、バーチャルギャラリーのイメージになるように思います。

また、補足ですが、今のギャラリーコーナーにあるような、実際の展示会の模様や、来場者の感想は、お店の「トピックス」や「アーティストニュース」などで、あくまでメディア向けを意識したプレスリリースとして紹介するような形が良いのではないでしょうか?

細かな具体的なダメ出し


EC仙人 太田

商品を見ていくと…
例)「light of the prism」額入り・太子サイズ
http://onenessart.ocnk.net/product/4
とか
「Door of light」額入り・小全紙サイズ
http://onenessart.ocnk.net/product/47
のように、絵画の額の独特のサイズ表記があるかと思えば、
ワンネスアートA4版(アートボックス込)
http://onenessart.ocnk.net/product/2
もあります。

それはそれで悪くはないのですが、作品を買う人に絵画や額の知識を期待してはいけません。知らない人でも分かりやすく説明に補助を入れたり、額のサイズについての説明ページをFreeページで作っておくなど、お客様にわかりやすい工夫が必要だと思われます。

また、全体として、額のサイズと実際の絵のサイズは必ず両方とも掲載し、いつも決まったパターンで表記してお客様の混乱のないように改善されることもオススメします(^^;)

それから、売り場として商品として見せる意味では
http://onenessart.ocnk.net/product/47
のように、額装と中のアートそのもののイメージ画像と2つ載せれば良いというものでなく、実際に大きさをイメージできるようなイメージカットなども掲載すると、一瞬でお客様に絵のスケール感が感じていただけると思います。

具体的には
http://onenessart.ocnk.net/data/onenessart/image/flow5.jpg
こんな風にソファや椅子など、誰もが一瞬で大きさをイメージできる比較物と一緒に写したイメージカットをすべての商品画像に1点ずつ加えれば、より直感的に伝わると思います。

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上記と通じる意味もあるのですが、部屋やオフィスのイメージアップに飾る絵を買う際には、
貴店でも、「絵の設置シミュレーション」をなさっているように、
http://onenessart.ocnk.net/page/6
額装された絵の大きさから商品としての絵を選ぶこともあると思います。

そのためには、
「商品から探す
「用途から探す」
「価格から探す」
に加え、
「大きさから探す」
という選択肢もあって良いのではないでしょうか?

ところで…
よく間違えてしまうのですが(^^;)
誤:シュミレーション
↓↓↓↓↓
正:シミュレーション(simulation)
ですのでご注意ください。(^^;)

私も念のため 今Googleで確認しました。
きっとこれを見て、今まで気付かなかった! という方もいらっしゃると思います(^^;)

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これはダメ出しではなくて、私だけが気になるのかも知れません。本当に細かくてせこい話で恐縮です…

ポストカード 10cmx15cm オフセット印刷
希望小売価格: 200円→販売価格: 150円 (税込)
http://onenessart.ocnk.net/product-list/6

多目的カード 10cmx15cm 顔料インクジェット印刷 封筒付き
希望小売価格: 500円→販売価格: 350円 (税込)
http://onenessart.ocnk.net/product-list/7

同じサイズで 印刷のタイプが違って封筒が付いてるだけで2倍以上高いのは、どうも素人としては納得しにくいのですが…(^^;)

オフセットに比べて顔料ジェット印刷がどれほど良いものなのか?
封筒が200円差があるほど良いものなのか?
封筒なしの 多目的カードや、封筒つきのポストカードはできないの?
そうではなく、そもそも作品の価値が違うのか?
なんらかの説明が欲しく思いました。

逆に、印刷原価(製造)が違うからという 工業製品的な理由でプライシング(価格設定)されていたとしたら、ちょっと見直した方が良いと思いました。

小さな印刷のカードであれ、アートとしてのお客様から見た価値から価格設定されるべきではないでしょうか?(少々、行き過ぎた指摘かも知れません、すみません)

3次元商品の見せ方は初体験!?


EC仙人 太田

従来は平面である紙に描かれたり印刷されたりした平面のアートを商品として販売されていらっしゃるのですが…こんな3次元の、しかも実用性もある商品も開発されていることは素晴らしいと思いました!

若生ひとみ & 京都 舞扇堂 限定オリジナル扇子
http://onenessart.ocnk.net/product-list/3

アートとして飾っても良し、扇子だけを持ち出して使っても良し!

でも、いざ買おうとなると、その3次元の扇子の部分が気になります! 裏はどうなっているの? 閉じた際のイメージは? 扇子がないときの下地のイメージは?

12,500円も出して扇子を買うとなると、扇子としては当たり前のそんな部分も気になります。それを確認できないと注文に踏み切れない! というお客様も少なくないのではないでしょうか?

またこの商品に限りませんが、ギフト(贈り物)としてのご利用、ご注文を意識されるのであれば、ぜひギフト包装のサンプルイメージ画像を何点か用意される必要があるかと思います。

先様にどんな梱包、包装で届くのか? 2〜3千円のお中元ギフトならそこまで期待しませんが、数万円も珍しくない貴店の商品ともなれば、それなりの包装を期待されるのではないでしょうか?

オーダーメイドのコーナーこそアーティストの売りどころ!では!?


EC仙人 太田

http://onenessart.ocnk.net/product-list/8
オーダーメイドのコーナーを見ると、残念ながらワンネスアートA4版 と ワンネスアートフォトフレーム版の小さめ2サイズの商品しかありませんでした。

残念ながら! と書いたのは、オーダーメードこそ、アーティストとしての若生ひとみさんの作風に惚れたお客様が思い入れて大きな(高額な)注文を下さるチャンスのあるところではないかと思うからです。

特に、広いオフィスや会社のエントランス、邸宅の玄関ホールなどに飾るのであれば、A4サイズでは小さすぎますよね。

若生さんとしては、当然大きなサイズの依頼があればやりますよ! のおつもりだとは思いますが、このコーナーに来られたお客様は、「あ、フォトフレームサイズやA4サイズまでのスケール感なんだ…」とがっかりされるのではないでしょうか?

実際にどこまでのサイズが可能なのか? 確認もせずに勝手なことを申し上げてしまいますが、このコーナーは多少、大風呂敷を広げても、こんなサイズの作品・商品までできますよ! やりますよ! というアピールとして、もっと商品数、サイズの段階を増やしてはいかがでしょうか?

総評

全体としてのイメージの良さは評価できますが、通販ショップとしては、高額な価格帯の商品を扱う割りに、まだまだ情報不足や見せ方不足は否めません。

お客様の不安材料は極力減らし、そういった痒いところにきめ細やかに配慮したショップの充実が必要だと思います。

また、今後、ビジネスとして考えた際には、品川のセミナーでお会いした際にもお話ししましたように、他の著名なアーティストショップの事例に習って新商品企画、商品力の充実を計画したり、いずれは本当に、アーティストとショップ運営スタッフの分業も視野に入れた成長計画も必要になって来るのではないでしょうか?

プロのアーティストとして「作品」はどんどん描けば良いですが、それを「商品」としてお金に換えていくビジネスモデルを描くのは、ぜひ私のようなネットビジネスのプロにお気軽にご相談ください(^^;)

※上記内容は、取材当時の内容の場合があります。最新の情報はショップページ内でご確認ください。