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MINI-SCRAMBLE

本業は別にあるのですが…
副業で趣味にスロットカー屋をおちゃのこで営んでおりますが、HPは突っ込みどころ満載なのでは?? と思っております。
ぜひ、HPのダメ出しをお願いいたします!!もう私のM心がうずいて仕方ありません。
ミニスクランブル 石田宗岳

先日の生ラーメンの山畑商店さん、早速トップページに変化がありました。
少しずつでも、改善、更新、できることを素早く行って、お客様に気持ちよく買い物しやすい売り場ページにしていくことが大切ですね(^-^)。
ダメ出しさせていただいたお店が良くなって行くのは大変嬉しいことです。
それでは今回もダメ出しスタートです!

予備情報


EC仙人 太田

まずは今回は「スロットカー」という趣味的要素、マニア要素の強いお店なので、読者の皆さんのために「スロットカー」についてネットで調べたことを要約してみますね。私自身もまったくの門外漢です。

『スロットカー』
スロットカーとは、実物の車の1/24や1/32の模型自動車を、「スロット」という電気の通った溝のついたコースの上で走らせるて競争するものです。
車体の「ガイド」という部分をスロットに差し込むことで、ハンドル操作をしなくてもカーブを曲がることができますが、スピードを出しすぎるとスロットからはずれて飛び出してしまいます。

車は車輪とモーターのみのシンプルな構造で、スロットから電力をもらってモーターを駆動させます。そのモーターへ流れる電気の量を、コースにつながった手元のコントローラーで調整して、マシンのコントロールをするわけです。
左右のハンドル操作はなく、電流の増減のみでスピードをコントロールしてマシンを競争させる「スロットカー」は、誰もが手軽に楽しめるホビーです。またその一方で、モーターのパワー、タイヤのグリップ、操縦特性などを調整したり改造したりすることで、奥行きの深いマニア的な楽しみ方もできます。
大きなサーキット(スロットカー専用のコース)を模型ショップなどが貸し出すことで、競技会なども盛んに行われているようです。
熱心なマニアなら、数台どころか数十台、数百台もの車を保有している人も珍しくなく、自宅に巨大なサーキットを持っている方もいます。

さて、予備知識を得た上で…ダメ出し!です。

第一印象


EC仙人 太田

私にはスロットカーの趣味はないですし、スロットカーという呼び方さえ知らなかった「ど素人」ですので…

パッと見ただけでは「車の模型のお店?」くらいしかわかりませんでした。現状の【ミニスクランブル】さんは…

・まったくの門外漢や素人・初心者を受け付けないお店
・あくまでマニアに特化したお店作り
・「探して見つけて買う客」だけが来てくれればいい

こんな客層のみを想定しているショップであれば、現状で十分だと思います。マニアであれば商品情報には詳しいでしょうし、彼らの関心事は、探している品番の商品やパーツの有無と値段が最優先だからです。

でも、少しでも裾野を広げ、初心者や、商品情報や知識をつけながら買い物をしたい客層を取り込んで、売り上げを伸ばしたい! と思うなら、現状は知識の薄い初心者や、これからスロットカーを始めてみようかなと思っている方にはあまりにハードルが高く、情報量が少なすぎて、箸にも棒にもかからないお店になってしまっています。

この「ダメ出し!道場」をご覧頂いている多くの方も、「この店、何を売ってるの?」「SLOT CAR? 何それ?」「マニアの方はこんな写真1枚で、よし! 買おう! って思えるの?」と不思議に思われるのではないでしょうか?

残念ながら私も門外漢ですし、貴社のターゲットがマニアだけなのか、初心者も取り込みたいのかわかりませんので、今回ばかりはページを拝見しただけで、的(まと)を射た「ダメ出し!」はできそうにありません。

なので、今回は

「さすがにマニア向けでも、これじゃダメでしょ」
という一般論の範囲でダメ出しさせていただきますね。(^^;)

お店の「入口」にすぐ「出口」を作ってしまっている


EC仙人 太田

ページ上部の「メーカー名のリンク」はこの場所に必要でしょうか?
せっかく来店されたお客様が、最も目立つトップページの最上部のここを、ついクリックしてしまったら?入店したとたんに退店ですね。しかもその先にはマニアが興味を持って、ついついのめりこむ情報が山のようにあるんでしょ!? つまり、お店の『入口』の横に『出口』を作ってしまっているという状態です。
(※グローバルサイトリンク設定では、横並び表示以外にカーソルをあわせ表示することも可能です。)

「うちはさまざまな国のいろいろなメーカーの商品を扱っているんだぞ!」というアピールは良いと思うのですが…

その目的であれば、おちゃのこの「フリーページ」を用意して、各国国旗+メーカーロゴの共通サイズバナーの「リンク一覧」を作り、そこで見せれば良いですね。
出口となり得るリンクは、リンク集ページに集中させておけば十分です。

トップページでは、リンクは内部のメーカー別ページに向けて一覧を作る。そうすれば、「さまざまな国のいろいろなメーカーの商品を扱っているんだぞ!」というアピールをしつつ、店内を巡回させられますね。 とにかく容易に外部に行かせない工夫も大事です。

登録商品名のパターン化、SEO対策


EC仙人 太田

そんなことはとっくにわかってるよ! とおっしゃるかも知れませんが…

食品製造販売において、ホームページより写真より、演出より、メルマガより何より大事なのは、商品そのものです! 美味しくなければ何をどうしようが売れないのです。

そして味覚とは、絶対値がなく、嗜好や地域性、育った環境など、人によって好みが違う微妙なものです。

有名な話ですが、うどん、そばのつゆ一つとっても、東京と大阪で全然味付けは違いますし、大手コンビニのおでんは全国で10種類近くも違う味が用意されているそうです。

全国を相手にある程度のシェアを狙うなら、関東向け、関西向け、東北向け九州向けなど微妙に味を変える工夫も必要かもしれませんね。

「食」は唯一ネットで直接販売できる、人間の本能にダイレクトに訴えられるジャンルですので、とてもシンプルでもあり、でも、奥も深い業種なのです。

今からでもまだまだ可能性のあるジャンルです。頑張ってください!

商品写真不足は在庫を持っていないから?


EC仙人 太田

これから買おうかという商品の写真が1枚だけで、裏面や背面、細部のクローズアップがないのでは、さすがのマニアの方でも、注文に踏み切れない方が多いと思いますがいかがでしょうか?

こういった趣味的商材の場合は、店舗サイトだけでなく、専門雑誌やマニア間の情報交換、Blogや個人Webで、お客様自身が十分な商品情報をすでにお持ちの場合も多いのですが…。

それでも、現物を見たことのないお客様は、やはり写真でいろいろな確認をしたいことでしょう。

貴店が、実は在庫を持たず、アフィリエイトやドロップシッピングで写真だけ陳列してご商売をされているならば、仕方ありません。

多くを望まず、「それでも買う!」という一部の勇気あるお客様だけを相手に、副業として細々とご商売されるしかないでしょう。

「実は現物商品を見たこともない見せかけの専門店」では、お客様の信頼やリピートを勝ち取ることはなかなかできないのです。

過去に、年商数億円を売る食品関係のネットショップさんが、たまたま仕入れルートがあるからと、食品以外の輸入雑貨ショップを商品写真と説明文だけでオープンされました。その会社には、その雑貨類の商品知識を持った人もいませんし、商品の実物すらほとんど見たことがなく、在庫もありません。

結果は…そう皆さんの予想通り、ほとんど売れず、1年を待たずに閉店されました。専門の食品なら月商数千万円を売れるノウハウやホームページ制作、メルマガや広告のテクニックも持ったお店ですら、異業種の商材のアフィリエイトではほとんど売れなかったのです。

私は、技量の問題より、売る意欲やお客様に伝えたい気持ちがなかったからだと思っています。

多くのプロの商売人とお付き合いをしてきてつくづく思います。 ドロップシッピングやアフィリエイトのオンラインショップは、どこで買っても同じ品質で価格競争だけの商品であれば「自販機」としてあっても良いですが、『専門店』となると市場と消費者のためにはどんどん淘汰されて、なくなればよいと思っています。

プロ、専門店とは、卓越した商品知識や業界経験、仕入れルートや商品企画力、開発力があってこその【プロ】だと思うからです。
そして何より、【プロ】としての商品への思い入れ、商品愛、「良いものをお客様に伝えたい!
使っていただきたい、食べていただきたい」という熱い思い。それがあってこそ、お客様に伝わるのだと思います。

貴店が、アフィリエイトやドロップシッピングでなければ、大変失礼を申し上げました。でも専門店ならばぜひ、商品写真をどんどん掲載して充実させましょう。
マニアが気になるポイントの細部写真を徹底的に載せましょう!

店長・お店の個性


EC仙人 太田

これだけ趣味的な専門店ならば、お客様もマニアである店長のキャラやお店のポリシーが気になるものです。できれば、店長のお写真を出して挨拶し、ブログやコラムなど、プロショップの店長としてふるまうべきでしょう。

そうすることで、よりコアなお客様の集う本当のプロショップになると思います。

掲示板やブログも情報を発信し、そこが多くの方の書き込みで賑わうことで、より専門店らしくもなると思います。


 

総評

品揃えだけの専門店もどきで本物の専門店になっていない。

スロットカー専門店としては【強み】がなさすぎる?
情報量・質とも大きく改革が必要
そろそろ、撤退するか、本気で事業にするか見極める必要あり!?

ビシビシと、ドSなダメ出し!をさせていただきましたが、石田店長のM心のうずきは満たされましたでしょうか?(^^;)

できれば、次回はぜひご本業の方で、ダメ出しさせてくださいね♪

※上記内容は、取材当時の内容の場合があります。最新の情報はショップページ内でご確認ください。