羽毛布団/羽根布団激安通販:ふかふか布団

カテゴリ:住まい、インテリア

羽毛布団/羽根布団激安通販:ふかふか布団

当店はおちゃのこネットさんを7年利用しています。
(おちゃのこネットさん自体は8年利用しています。)


近年の競争激化、Googleの評価変動により売り上げが下がっています。
複数サイト運営を行っていますが、このサイトだけ極端にアクセスが少ないです。


当店が運営しているサイト以外にも類似の店舗が増えてきているということもあり、最近はオリジナリティを出すことに注力していますが、少ないメンバーだけではアイデアの抽出に限界も出て来ています。
現在のサイトに足らない点をアドバイスして頂ければと思います。

現在のおちゃのこネットの機能では実現できませんが下記の機能があれば便利で売上アップにも貢献すると思いますのでこのメルマガを見ている方で同様の希望があればおちゃのこネットさんにメールしてもらえませんか?


・検索機能:検索タグなどをつけて商品を検索できる機能
色々な切り口で商品を探してもらえる。


・CSV一括修正機能(商品詳細以外にも)。フリーページやメタタグなど


URL:http://www.fukafuka-futon.net/

いきなり私事ではございますが、今年一番のニュースです!
先週、初孫が産まれました! はい、おじいちゃんになってしまいました。 (^^;)

早速、孫の写真や動画を撮りまくって友人知人に送りまくっては、ヒンシュクを買っているジジバカは私です。(^^;)

正直、顔を見るまでは、ここまで可愛いもんだとは思いませんでした。
我が子の誕生時には、何か喜び以上に責任感も感じていましたが…
孫となると、ホントまるで別物ですね。ただただ無責任に可愛い、可愛い! と、手放しに喜べます。

いや、もうホントに、ここにも写真と動画載せたいくらいの勢いですが、「いいかげんにしろっ!」と叱られそうなのでガマンしときます(笑)

さて、お仕事!(^^;)

我が孫も含めて、人間おぎゃーっと産まれた瞬間から、先進国であろうと途上国であろうと、大富豪であろうと囚人であろうと、ほぼすべての人が死ぬまでの間ずーっとお世話になる道具って何でしょう?

はい、肌着や衣類はモチロンですが、産まれて服を着る前にすでにお世話になる道具って…わかりますか?

そう寝具です! 布団やベッドですね。産まれたらすぐに寝かされ、この世とさよならご臨終の直前まで、ほとんどの人がお世話になる道具が寝具です。

私は、ネットショップのコンサルという仕事を始めてから早17年くらい経つのですが、その間何度となく、「どんな商売がネットに最も向いていますかね?」「太田さんが0からやるとするなら、どんな商売をしますか?」などと聞かれてきましたが、そのたびに答える商売は…

そう、「寝具のお店」なんです。
その理由は多々あります。
「寝ない人はいない!」
「枕・布団は人類の数より多い! ホテル宿舎等を入れれば人口の何倍?」
「絶対最高! 絶対最良! の商品はない。百人百様の好みがある」
「適度に買い換えてくれるリピート商材でもある」
「必ずしもハイテク商品が勝つわけではない」
「一人の人の好みも年月や体調・体質とともに変化する」
「食の好みは国や地域によって偏るが、寝心地は国や地域差よりも個人差なので、国の壁も乗り越えられる!」
「かさばる、大きい、重い! つまり通販向き商材!」
「似合う、似合わないがないので、好み優先で買える」

などなど、ネットショップ向き商材であることは枚挙にいとまがありません。
つまり市場はとんでもなく大きく、どんなに時代が変わっても寝具だけは永遠のニーズとリピートの見込める商売なんですね!

また、おおまかな価格帯や客層こそあっても、商品選択基準が材質や機能など仕様・スペックといった左脳に訴える要素だけでなく、デザインの雰囲気や寝心地、肌触り質感、好みといった右脳・感覚に訴える要素も高いので、必ずしも明確な価格競争にはなりにくく、大企業と中小零細企業も意外と住み分けして対当に戦える市場でもあると思うからです。

中には昔から怪しい商法でお年寄りを言葉巧みに騙して法外な高価格寝具を売りつけるような商売もあり、困り者ですけどね…(苦笑)

しかしそのくらい、理屈よりも雰囲気やイメージや自己満足で選ばれる商品だともいえるのではないでしょうか?

残念ながら、まだ私は寝具ショップを始めるに至っていませんが(^^;)

今でも寝具はこのようにとても魅力ある商材だと思っています。

今回のお店を運営するサンドリーズさんは、特商法表示によればまだ法人化もされていない個人企業ながら布団、ベッドなどの寝具を中心に3店舗を経営されていらっしゃるようで、その魅力に早くからお気づきで頑張っておられるようですね!

魅力ある寝具市場においてどんな店舗運営をされているのでしょうか!?

それでは「ダメ出し!道場」第102弾 スタートです!(^-^)

第一印象は店名のふかふか布団とは異なるおしゃれなベッド屋?


EC仙人 太田

店舗名は「羽毛布団/羽根布団激安通販:ふかふか布団」ですが、トップページを拝見した第一印象は、上部ヨコスクロールの10商品に布団は1点も見当たりませんし、下にスクロールしていっても上部にはベッド、マットレスしかなく、中段まで行ってようやく羽毛布団が2点だけ。
そこからもまたベッド、ソファ、ソファベッド…

トップページに見える商品数33商品で布団は2点だけ…
ほとんどのお客様の第一印象も、Google検索エンジンにも布団屋さんではなく、ベッド屋さんに見えていると思います。

SEOはテクニックなのかもしれませんが、私はGoogleはテクニックを超え、ユーザー買い物客としていかに買いやすいか? 看板にマッチした欲しい情報が得られやすいか? をシンプルに追求するロジックを日々開発しているように思いますし、実際、そういうサイトが上位にきているように思います。

言い換えれば、ベッド屋さんとしての良し悪し・評価はともかく、布団を検索して布団屋さんに来られたお客さまにとっては、期待に沿わないベッドのお店に見えているのではないでしょうか?

他の兄弟店2店とは店舗名もコンセプトも変えておられるようですが、つい売れ筋で単価の張るベッドに色気が出て、当店の主力とすべき布団を結果的に目立たせておられないように感じます。

また、これはひと目で感じたので触れざるを得ないのですが…
ほとんどすべての商品写真は、メーカーのカタログやデータで提供されているもので、貴店が実物を見て気になる点を撮影していないようですね。

ネット上ですぐに貴店の商品写真と同じモノをいくつも発見できました。これは私がプロだからではなく、できるだけいいものを安く! と検索されるお客様にも、型番商品やメーカー仕入れ商品はすぐに他店でも見つけられてしまうのは仕方のないことです。

オリジナルの商品も企画され努力されていることとは思いますが、商品以外でのサービスや付加情報などの差別化も積極的に図りましょう。

またメーカー写真でのモデルさんが写ったイメージカットはいくつか見受けられたのですが、商品の機能や特徴を説明するための店長さんやスタッフさんの写った写真はまったく見受けられず、いわゆる人気(ひとけ)のない無人ショールームのようなお店に見えてしまっています。
モデルさん写真はショールームに置いてあるマネキン人形や等身大パネルのようなもので、人気(ひとけ)ではありません。

人気(ひとけ)とは確かにそこに生きて反応してくれる人がいる! という感覚なのです。メーカーの用意した商品説明文と店長やスタッフのセールストークはまったく別物なのです。

メーカーのテレビやパソコンやカーナビや電子辞書をスペック・仕様ではなく、使い勝手や使用感、こんな感動がある! と甲高い声の自分の言葉で熱弁するあの有名テレビ通販会社の社長の言葉は、まさに人気(ひとけ)のある例ですね。

何度か「ダメ出し!道場」でも触れていますが、メリット(長所)だけでなくベネフィット(使うことで享受できる便益や幸せ)を語り伝えることこそが人気(ひとけ)なのです!

特商法表示でも「お電話での受付は行っておりません」の表記は、人気(ひとけ)どころか、とてもお客様に冷たい印象を与え、何かあってもこのお店からは連絡をもらえないのではないか? と不安を抱かせかねません。

お電話に出られる出られないは貴店の体制やその時の状況によると思いますが、商売をしていながら最初から「電話かけないでね!」は(確かにネットショップではよく見かけますが)、私に言わせれば端(はな)からお店としての意欲、誠意が感じられず、ナンセンスなお店です。

そんなことは書かなくとも、電話が苦手なお客様はかけてきませんし、気の短いお客様はそれでもかけてくるか、「そんな態度のお店では買うもんか!」と無言で帰るだけです。

商売をされる以上、どんな事情があるにせよ、お電話は恐れず受けるべきです。店主が不在がちならば電話番がキチンと伝言を承った上で折り返すか、キチンとメールでお返事をする旨を伝えましょう。

自動車販売店のショールームでも、明るい照明と高級車だけの状態では、見るには美しいですが誰もいないのでは買う気にはなりませんよね。笑顔で「いらっしゃいませ! こちらのお車の特徴はですね…」と気軽に話ができる営業マンがいてこその専門店ですよね!

お店のいたるところで店長、スタッフの生きた言葉が欲しいと感じます。

その他…貴店に足りないものは何か…?


EC仙人 太田

上記の第一印象を含めて、貴店に足りないものは何か? 気付いた点を順に述べて行きたいと思います。
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まずは、やはり「ふかふか布団」と布団専門店といいながら、布団の品揃えとアピールが弱すぎる点。商品ジャンル別に数えてみると…
ベッドが182点
ソファが150点
家具が43点
布団・寝具が43点

布団・寝具が最も少なく、全体の10%ちょいでは布団専門店としてはやや寂しい印象です。羽毛布団激安通販と名乗っておられるので、他の素材がないのは割り切りなのかもしれませんが、布団専門店としては綿布団、羊毛布団(一部セットの中にはあるようです)、シルク真綿の布団、その他素材の毛布なども欲しいところですね。

逆にビジネス的に布団押しでは厳しいのならば、布団専門店としての縛りを外してしまったほうが楽になるのではないでしょうか?
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次に、足りないものは…
商品選択、比較の一覧性ですね。

商品名の一覧性は決して悪くはないのですが…ベッドなどは1商品ごとにシングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キングといったサイズごとにやマットレスの有無、種類でも価格が異なるので、一覧画面ではどうしても価格表示が51,200円〜143,700円のように幅表示になるため、お客様の本当に比較したい価格での一覧性はまったくなく、ひとつずつ商品ページに行ってサイズやマットレスの有無、種類などを選んではじめて価格がわかるので、複数商品を比較するのがとても面倒臭い状態ですね。

お店や発注する先のメーカー側としての商品管理上は、ひとつの商品ごとにサイズやマットレスの違いで選んでもらうのがわかりやすいのだと思いますが、果たしてお客様はそうでしょうか?

部屋が狭いからシングルにするかセミダブルにするか迷っておられるお客様はいるかもしれませんが、シングルとダブルやクイーンとを比較検討するお客様はかなり稀(ほぼ別の客層)だと思います。

まずはサイズを決め、その中から好みのモノを比較するのではないでしょうか? 貴店にも上部メニューにベッドタイプ別検索でサイズ別に一覧ページに行けるようにはなっていますが、結局はその一覧ページでは価格比較はできず、個々の商品ページに入って再度、サイズから選ぶしかありません。

また個別の選択も
例) http://www.fukafuka-futon.net/product/2537
サイズ、開墾設置の有無を選び、マットレスの有無や種類を選び、カラー(色)を選んでやっと価格表示です。

その際もマットレスの種類の違いは、タイプのドロップダウンボックスが表示されて10種類もの中から選ばなければなりませんが、そのマットレスの違いは下にスクロールしていってもどれがどのマットレスの特徴、仕様なのか? 正直わかりませんというか、種類も多く、文字も小さく、番号で区別もなく、3ゾーンだ7ゾーンだスタンダードだデラックスだラグジュアリーだと貴店での用語での分類だけで、素人であるお客様にはよくわかりません。

根気強く、時間に余裕のあるお客様ならじっくりメモでもとりながら比較検討してくださるかも知れませんが、私のように気の短い客なら…
「メンドクサっ! よくわからんから他のお店に行こ〜っ」と帰ってしまうリスクもありますね。

数多くの商品、組み合わせ、品揃えはお店の大きな武器でもありますが、素人であるお客様にもわかりやすく順を追って簡単に選んでいただけなければ諸刃の剣でもあります。

比較検討するための価格も含めた一覧性と、オプションなどの選びやすさはぜひ改善されることを期待します。
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また、そもそもすべてのお客様がベッド選び、寝具選びに長(た)けていたり、明確な自分の好みを把握しているわけではありません。

年配の方ならもう人生で何度となく寝具選びをしてきたかもしれませんが、若い方なら初めて自分でベッドや寝具を選ぶ人も多いでしょうし、年配の方でも何十回と購入経験を持つ方は稀だと思います。

つまり、自分や自分の部屋に適したベッドや寝具の選び方がよくわかっていない方も多いのではないでしょうか?

例えば、初めて収納引き出し付きベッドを選ぶ方が、ベッド横に引き出しが引き出せる十分なスペースがあるかを確認せずにベッドのサイズだけで購入してしまい、後悔したというような話はよく聞きますし、結婚して初めてダブルベッドを買ったものの、ホテルのダブルの部屋のクイーンサイズと勘違いしていて、ダブルベッドの幅がシングル×1.4倍しかなく狭いことに初めて気付く、などといった話も、ベッド業界あるあるだと思います。

ベッドサイズの選び方、フレームタイプの選び方、マットレスの選び方、それらに合わせた布団や寝具の選び方などのガイダンスは当たり前なことかもしれませんが、「専門店」を名乗るなら、必要かつトップページで目立つ位置にアピールがあってしかりではないでしょうか?

その他ベッド、マットレス、寝具の手入れ、掃除、洗濯のアドバイスなども、寝具のプロショップとしては写真や図解入りで欲しいコンテンツですね。品揃えだけが専門店ではまだまだ不足です。

特にベッドを押されているならば、「ベッドに合う寝具選び!」のような、「ベッド&布団の専門店だからこそできるセレクト!」をプッシュして欲しいですね。家具屋にも布団屋にもできない、両方を扱うセレクトショップだからこそできる提案。その辺が貴店の強みを生かすことになるのではないでしょうか…
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その他、実用性の上で細かく気になる方が多いヘッドボードの機能や質感、細部写真は、メーカー写真の弱点です。どうしても1mくらい離れた遠景の写真どまりで、実際にベッド周りでよく使う小物類を、実際に置くシチュエーションを想定して撮影されていることはあまりありません。

携帯電話や目覚まし時計だけでなく、読書用の照明や就寝時に使う化粧品や爪切り、耳掻きやメモ帳、ペン立てテレビ類のリモコン、ストレッチなどの健康器具類など、意外といろいろなモノをベッド周りに置く人は多いはずですね。

できるだけ細部や質感のわかる拡大写真は用意しましょう。
また、ヘッドボードやサイドテーブルベッド周りの小物収納や、病院やホテルのベッドテーブルなど…まだまだ商品提案の可能性もあると思います。

総評

プロショップとしてやはり実際にすべての商品を自分の目で見て肌で触れて自分で撮影して、そして何より寝転がってその質感や寝心地をご自身の言葉で伝えて欲しいと思います。

メーカーの用意した整った画像や説明文はキレイではありますが、セレクトした店長の思い、プロとしての誇りが伝わってきません。

ネット上で競合するメーカー直営やリアルでのベッド・寝具の専門店さんたちの、実際の商品を在庫展示して販売される方々の生々しい情報と比べられたら、すぐにほころびが見えてしまいます。

とはいえ、7年間も取り組んでこられているので、それなりの専門知識もあり、モチロン本気で「寝具、ベッドの専門店として成功してやろう!」と思われているでしょうから、ぜひ今後は商品そのものだけでなく、見せ方、伝え方対応の仕方にもプロショップとしての貴店のオリジナリティを発揮して、ご自身の生の体験や言葉で伝えていただきたいと思います。

アイデア不足や行き詰まりを感じられた際には、ぜひお気軽に相談会にお越しください(^^;)

※上記内容は、取材当時の内容の場合があります。最新の情報はショップページ内でご確認ください。